HONTO presents
『 寝ながら本を読もう 』
キャンペーン
HONTO公式SNSに参加してくれた方の中から抽選で、
本好きなら誰もがリスペクトする、
本の業界で活躍されている
スペシャリストに選んでいただいた
『一生忘れられない感動本』1冊と
読書枕 HONTO 1個を
セットにして10名様にプレゼント。
※ご応募には、HONTO公式twitterアカウント『honto_jzyss』
または公式Instagramアカウント『honto_jzyss』のフォローが必要です。
キャンペーン第二弾!
次なる本のスペシャリストは
紀伊國屋書店ブックソムリエ第一人者
伊藤 稔 氏 が選ぶ
『ブックソムリエ』が選んだ
“一生忘れられない感動本” 10選
~comment~
入社の際、面接官の方に「なぜ書店に」と質問を受けた際に話したのは、本は比較的安価に手に入り、感情を動かすことができるということだったと記憶している。
だからこそ「感動する本」というド直球のテーマに挑んでみた。
Minoru Ito
伊藤 稔(いとう みのる)
紀伊國屋書店プライムツリー赤池店店長。
幼少の頃関東より引っ越し、愛知県一宮市で高校まで育つ。
大学卒業後、紀伊國屋書店に入社。札幌本店、新宿本店、アミュプラザおおいた店、プライムツリー赤池店にて勤務。自身が選書したブックフェアが大好評を博し、紀伊國屋書店社長賞を受賞。ビールと企画、フェアが好き。
さて、1989年のアメリカ映画「いまを生きる」でロビン・ウィリアムズ演じる教師に心酔した生徒は、友の死により教師が立ち去ることとなった際、机の上に立ち「O Captain! My Captain!」と教師が教えた詩を高らかにうたう。そんな感動のシーンをふと思い出すが、その時に立ち上がらない生徒も多くいる。恥ずかしさから、或いは今までとは異なる教師に戸惑い、批判的な生徒も必ずいたのではないかと思いを巡らす。
実際に世間には色々な考えがあり、色々な見方がある。そして片側の存在しかなくなった時、それは多様性を失う。
感動するとはその字の通り感情を動かすことだと考えるが、それも同じで、それぞれの感性による。
私の選書が必ずしもあなたを感動へと誘うとは限らない。それでも、私の感情を動かした一冊であり、あなたの心にしまって頂ける一冊になれば幸いである。
どんな感動本が当たるかは、シークレット
届いてからのお楽しみ
hint !
ヒントを読んで、想像してみてください。
あなたが読んでみたかったあの本かも?!
1.「時間」を通して愛情を伝える標題も素敵だが、「″ヒト″はかつて新尼を……」も素敵な物語。
2.何かに熱中してしまうジュゼッペが、次に大好きなったのは女性。さてどんな物語が始まるか。
3.高校生に愛する娘を傷つけられた普通のサラリーマンの男は、他校の高校生の力を借りて復讐することに。前日の妻との会話に愛があふれる。
4.愛する人と結ばれることなく、「孤独」を選んでいく男。「孤高」としているものが「孤立」である可能性をはらんでいる。ではどう生きるか。
5.単調なベートーベンのピアノソナタ「田園」を弾くことで感じた「いのちのリズム」。そのシーンにいつも感動させられる。青春時代の生のにおいがたちのぼってくる。
6.日々の中から拾い集めた言葉を紡ぐ。詩人である著者のやさしいまなざしは何をみて、考えていたのか。初めて詩集を読む人にもおススメの1冊です。
7.「悲しむ」ことの大切さを説く。震災後、悶々としていた私に必要なことを教えてくれた1冊。
8.「どんな映画よりも、どんな本よりも、どんな音楽よりも、私の人生は美しく、感動的じゃないか」。その言葉に私たちが生きていることの意味の一部が含まれているのだと思う。自殺に走る壮絶な物語ながら、それでも生き残る、生きることを考えさせられる。
9.倒れた後に動かなくなった身体を少しずつリハビリで回復させていくこと。それは取り戻すことではなく、「寡黙なる巨人」を目覚めさせることなのであり、新たな獲得であるのだ。その言葉の強さに心動かされる。
10.「金」、「事業」、「思想」が残せないならば何を残せるのか。それは「勇ましい高尚なる生涯」と説く。よく生きることの必要性を説く著者のアツい講演が心にぐいぐいくる。